ファクタリングの窓口 リース・ローンの窓口 NEWS
簡単申込み
簡単申込み
はてなブックマーク Twitter Facebook Google+ LINE

ファクタリングは債権流動化の方法の一つ!債権譲渡との違いとは

ファクタリングは債権流動化の方法の一つ!債権譲渡との違いとは

 

ファクタリングは債権流動化の手段の一つですが、具体的な特徴やメリットを詳細に理解したうえで利用する必要があります。まずは、「そもそも債権流動化とはどのようなことか」ということを知る必要があります。

ファクタリングの特徴やメリットはもちろんのこと、債権譲渡との違いやファクタリング以外の債権流動化の方法についても詳しく紹介します。

債権流動化とは?

債権

債権流動化とは売掛債権の流動化を促進することです。もっと簡単にいえば売掛債権の資金化(現金化)を早めることともいえます。

「債権」という言葉自体はよく使われますが、債権流動化における「債権」とは「売掛債権」のことを指すと考えてください。

債権流動化は、主に「ファクタリング」「売掛債権の証券化」「売掛債権担保融資」の3つに分けられます。このなかで注目を集めているのが「ファクタリング」という手段です。

 

ファクタリングでは「売掛債権を有する会社」と「ファクタリングサービスを提供する企業(ファクタリング会社)」の間で行われる取引である2社間ファクタリングと、ここに「取引先である会社(売掛債権の債務者)」が入る3社間ファクタリングがあります。

ファクタリングは、「売掛債権を有する会社」が売掛債権をファクタリング会社に売却し、債権回収をファクタリング会社が行うという形式がとられます。

ファクタリング会社にとっては決済期日に債権が支払われなかった場合のリスクを負担するという責任を負いますが、ファクタリングを利用する側としては売掛債権を短期間で資金化することができます。

 

ファクタリングなどの債権流動化が企業活動において必要となる理由としては、売掛債権が資金化されるまでの期間にあります。

売掛債権は商品などの取引が発生した日、すなわち売掛債権が発生した日から1か月、2か月後である決済期日まで現金化できません。

つまり、すぐにまとまった現金が必要な状況にあるような、資金繰りに悩む企業にとって、すぐに現金化できない売掛債権は悩ましいものとなります。このような企業の助け舟として、売掛債権を決済期日までに資金化するための手段である「債権流動化」が利用されているのです。

ファクタリングと債権譲渡の違い

違いを比較

ファクタリングは企業がその有する売掛債権をファクタリング会社に売却し、そのあとはファクタリング会社が債権を回収するという手法であり、債権譲渡は広義では「債権者がその有する債権を第三者に移転すること」です。

”債権を移す”という観点から見れば、ファクタリングも債権譲渡の一種といえるかもしれません。しかし、ファクタリングと債権譲渡には大きな違いがあります。

ファクタリングと債権譲渡の違いの一つが利用されるタイミングにあります。

ファクタリングは売掛債権が発生してから決済期日までの段階で利用される資金調達方法です。つまり、将来的に支払われるべき債権を売却することで資金化を可能にしています。

 

債権譲渡は約束の支払日になったにもかかわらず、債務者から支払いがされなかった場合や債務者が支払い義務を怠っている場合などに利用されます。債権の権利をを第三者に譲ることで現金化する方法です。

ファクタリングにおいては売掛債権は原則的に「支払いを確実に受け取れる債権」であるのに対して、債権譲渡における債権は「債務者が滞納している債権」であるということです。

ファクタリング以外の債権流動化の方法

さまざまな選択肢

ファクタリング以外の債権流動化の方法として、売掛債権の証券化売掛債権担保融資などがあります。

売掛債権の証券化は、「売掛債権を有する会社」「SPV(Special Purpose Vehicle)」「投資家」の3者間で取引が行われます。SPV(Special Purpose Vehicle)とは、「特別目的事業体」のことで、売掛債権の証券化において重要な位置にいます。

売掛債権の証券化によって売掛債権を資金化したいとき、売掛債権を保有している企業は、まずSPVに対して売掛債権を売却します。このとき、売掛債権の値段は債権自体が持つ「信用力」の高さによって左右されます。

最終的にSPVが買い取った売掛債権を証券化して、投資家に販売するという流れです。売掛債権を証券化すなわち細分化することにより、リスクやリターンなどの内容が異なる金融商品として投資家の多様なニーズに応じることが可能となります。

また、たとえ売掛債権を売った企業が倒産したとしても、倒産隔離機能により証券化された売掛債権が影響を受けることはないため、投資家にとっても安心感のある方法といえるでしょう。

 

売掛債権担保融資とは、売掛債権を担保にして金融機関から融資を受ける方法です。

売掛債権担保融資では、金融機関からの借り入れが返済不可能になった場合には、金融機関が売掛債権保有企業に優先して売掛債権から融資の返済を受けることになります。

または、金融機関が売掛債権を売却して、その代金のなかから融資の返済を受けることもあります。売掛債権担保融資はファクタリングや売掛債権の証券化とは異なり、売掛債権を保有企業が売却することなく資金調達できるのが特徴です。

債権流動化としてのファクタリングのメリット

メリットを提示

ファクタリング以外の債権流動化の方法について紹介しましたが、ここでは債権流動化の方法としてファクタリングにどのようなメリットがあるのか解説します。

メリット1 資金化のスピードが速い

ファクタリング会社のなかには、最短で即日の買い取りと代金振り込みを行ってくれる会社もあります。これは、資金調達に頭を悩ませる企業にとっては重宝する手段だと思います。銀行融資の場合は審査に数週間の時間がとられることもめずらしくないため、早期の資金調達を望む場合はファクタリングが適しているといえます。

メリット2 審査が通りやすい

ファクタリングでは銀行融資ほど厳格な審査がありません。銀行に融資を申し込むと資産状況などを厳格に調査されるのが一般的なため、結果によっては融資を受けられないことがあります。

その点、ファクタリングは「売掛債権の信用度」が重要視されるため、銀行による融資の審査と比べると企業自体の経営状況や信用情報に左右されにくいのです。銀行融資の承認を得られる可能性が低い場合であっても、ファクタリングなら早期の資金調達が可能になります。

メリット3 負債にならない

ファクタリングは売掛債権の売却で資金を得る方法とであり、借入とは異なるため、貸借対照表上の負債にはなりません。また、「償還請求権なし」のファクタリングを行った場合には、ファクタリング会社に売却した債権が決済期日に支払われなくても、その分の保証を負う必要がありません。

「償還請求権」は、売掛債権で支払われなかった場合に、ファクタリング会社がファクタリングを利用した会社に請求できる権利を指します。「償還請求権」のあるなしによって先々のリスクが変動するので、ファクタリングを利用する際には十分に検討を重ねて条件を決定しましょう。

まとめ:債権流動化を考えるなら、第一に「ファクタリング」を

売掛債権をできるだけ早く資金化したいときには、債権流動化手法のなかでも「ファクタリング」が特ににおすすめです。ファクタリングでは「速さ」「面倒な審査手続きがないこと」「流れがシンプル」といったメリットがあります。

ファクタリング会社の中には無料相談ができるところもあるため、まずは相談して信頼できるを会社を見つけるところからはじめてみましょう。

当社、事業資金の窓口でも無料相談を承っております。御社がいくら資金調達が可能か無料で診断いたしますのでお気軽にご相談ください。

その他のファクタリングの窓口 の記事
Facebook Twitter Google+
PAGETOP
Copyright 事業資金の窓口 All Right Reserved.